本日はみんな大好きYAMAHAの名器RTX1200と1210。こちらにリモートアクセスする為のユーザーを追加する方法の記事になります。PCのみならずスマホからでも接続可能なL2TP/IPSecにて設定
↓ホスト側設定はこちら参照
RTX1200/1210とは
・RTX1200 (Rev.10.01.76)
生産終了後もしばらくファームの更新もされる信頼度抜群の安定機。しかも中古だと1万円未満で入手可能。
GUIも非常に分かりやすく、コマンド慣れしていなくても扱いやすい
・RTX1210(Rev.14.01.32)
1200の後継機。性能の大幅強化が行われるもお値段据え置き。ただし流通が少なく中古品は高い。
ダッシュボードとかの見た目がカッコよくなり通知とかもしてくれちゃう!ただしその代わりGUIの使い勝手を失う
今回上記2機種同時進行で行っていきます。
GUIアクセス
デフォルトは192.168.100.1。管理者権限を持つユーザーでログインを行う。
RTX1200
①左メニューL2TP/IPsec→anonymousを選択②[新規登録]
RTX1210
① タブ簡単設定
② VPN
③ リモートアクセス
④ [共通設定の変更を行います。]
共通設定の作成
RTX1200
①ゲートウェイ基本設定
設定名:任意(あまり重要では無い)
認証鍵:PC側設定時に必要
②アルゴリズム
認証アルゴリズム:HMAC-SHA
暗号アルゴリズム:AESーCBC
③切断タイマ関連
タイマで自動切断しない
④接続先に割り当てるIPアドレス
割り当て方法:固定割り当て
付与IPアドレスX:任意(DHCP範囲外推奨)
[確認] ➡ [登録]
RTX1210
①接続種別
認証鍵:PC側設定時に必要
認証アルゴリズム:HMAC-SHA
暗号アルゴリズム:AESーCBC
②ユーザー認証方式
PPP認証方式:CHAPもしくはPAP
[次へ] ➡ [設定の確定]
ちなみにRTX1210の場合、GUI上から割当てるIPアドレスを設定する箇所が無い為、設定する場合は下記コマンドを入力(下記例は6台分)
これで192.168.100.100~192.168.100.105までのIPが振られるようになる
ip pp remote address pool 192.168.100.100-192.168.100.105
ユーザーの作成
RTX1200
先程の画面に戻るので、もう一度anonymousを選択し[新規登録] と進む
RTX1210
先程の画面の[設定]➡ [登録ユーザーの追加、変更を行います。]と進む
以上の設定でYAMAHA側は完了!
後はホスト側の設定を行えば、ネットさえ繋がっていればどこからでもネットワークにアクセスする事が出来るようになるので、RDTやNASアクセス等快適なVPN生活を送れるので是非お試しください(ᵔᴥᵔ)
↓ホスト側設定はこちら
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