他のPCだと入れるのに自分だけ入れない!綴りが間違っていますと言われたり、存在してません見たいに言われる…そんな時の対処法の話し。
SMB 1.0のチェックが外れている
まず初めに確認すべきなのはコレ。【SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート】のチェックが外れている可能性が有ります。
でも何故他のPCは入れて自分だけ入れないのか?こんな設定いじった覚えがないのに…
何故自分だけ?
Windows 10 Fall Creators Update と Windows Server バージョン 1709 の既定では SMBv1 はインストールされません
Microsoft公式
要は脆弱性が見つかり、Windows Updateで無効化されたようなので、
PCによってチェックが付いてたり付いてなかったりします。
アップデート掛けたら突然古いNASにアクセス出来なくなった場合等は大抵これが原因な事が多いですね!
新しくセットアップしたPCも軒並み外れてるのでセットアップ時は要チェック。
解決法
コントロールパネル→プログラムと機能→Windows 機能の有効化または無効化→SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート
にチェックを入れるだけでOK!
AllowInsecureGuestAuthの設定が0になっている
エクスプローラーでアドレスを入力したら綴りが間違ってますとメッセージが出て、
ファイル名を指定して実行でアドレスを入力すると組織のセキュリティポリシーなんちゃらが出てくる場合はこれが原因です。
アカウントなんて設定してないのに資格情報を求められるようになったりとか。
原因
これもSMB 1.0のと同様Windows Updateで仕込まれた仕様変更です。敢えてこんな事してくるって事はそれだけ脆弱性有るって事なので、本当はNAS側に適切な資格情報を設定して運用するのが正しいんだと思いますけども、
今回そんなんは取り合えず置いといて応急処置的解決法を。
対処方法
ファイル名を指定して実行で regedit (レジストリエディター)を起動 → HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanWorkstation\Parameters
→ AllowInsecureGuestAuthの値を1にする。
デフォルトで存在しない場合は右クリックから新規作成で作りましょう!
まとめ
毎度お騒がせなWindows Update。レガシーなあれはどんどん淘汰されていく模様。
セキュリティ向上という名目で良い思いをした試しが無いですね…
とりあえず、本来入れるはずのネットワークに属していて、他のPCが入れるのに自分だけ入れない場合は本設定で解決できると思うので是非お試しください~(ᵔᴥᵔ)
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